今年は2021年、1991年というと30年前。。。
日本の経済の転機となってたように思うことがあります。

一般的にバブル崩壊は1991-1993年といわれたりするように、後から振り返ると
トレンドが変わった節目がこの辺りだったのかなと思ったりします。

1991年は、「百貨店の衣料品販売」「(そもそも)百貨店売上高」でピークをつけ
てます。この辺りはセクター要因もあるのでしょうね。その当時DCブランドを
百貨店・テナントで購入するスタイルだったものが、ファストファッションに
移ってますからね。
「家具小売業の年間売上高」もピークをつけてます。トレンディーな高級家具、
ドラマなんかででてましたからね。いまやイケヤ、ニトリが人気ですもんね。
「公営競技売上」もピークをつけてます。バブルマネーが文字通り泡と化して
いたのでしょう、きっと。。。
今の時期の話題かもですが「スキー用品の売上高」もピーク。そういえば、
「私をスキーに連れてって」というのもありました。
この辺りは、趣味趣向もあろうか、という感じですね。
「日本全国地価(平均)」も1991年、テーマがちょいワイドな感じですよね。
僕が一番灌漑深く思うのは、総固定資産形成・ネット固定資産形成がやっぱり
1991年(ネットは1990年かも)にピークを打ってるってことなんですね。
新しいビル・マンション・家は建ってたりしますし、東名高速のリニューアル
なんかも頑張ってますし、幾度の震災の復興事業等もありつつ、減価償却を
まかなえず、全体としては落ちてるわけです。これが日本の30年なんですね。

もっとも、その他の指標を取ってくれば、いたるところにピークはありますし、
ピーク更新中のものもあるので、元気を出したいときはそういうのを見れば
いい話なのです。

ちなみに「大卒の有効求人倍率」のピークも1991年です。そんな年にお気楽
入社した人が、ちと30年を手短に振り返った、そんな感じです。